キュウリDNAマーカーの開発

遺伝子? DNAマーカーって??

人は一人ひとり顔がちがうように、
キュウリも品種によって特徴がちがいます。
このちがいを決めているのがDNA(遺伝子)で、
よく遺伝子のことを設計図といったりします。
遺伝子の形がちがえば、人もキュウリも姿かたちがちがうことになります。
この“ちがい”を目印化したものがDNAマーカーです。
何のちがいを表す目印かによって名前がつきます。
例えば病気に強い(=抵抗性)目印のことを少し難しく言うと
「病害抵抗性マーカー」といいます。

選抜方法

従来選抜

マーカー選抜

DNAマーカー選抜のメリット

圃場で選抜するとき、定植本数は少なくなるが選択肢を多くすることができるので、効率的な品種改良ができます。
(DNAマーカー選抜により従来よりも30%の期間を早めることができた)

DNAマーカー選抜のデメリット

開発の労力、期間と費用が必要なこと。

将来について

選抜が難しいウィルス病耐性、カッパンなどの主要な病害についての耐病性形質について選抜できるような仕組みを作っています。とくに病害抵抗性の育種では選抜の過程で接種試験なしに選抜が出来ます。
(圃場に新しいウィルス株を発生させたりする不安がなくなります)劣性遺伝の抵抗性も診断することができるので、時間の短縮となり、効率的に育種することができます。

DNAマーカー選抜は育種の重労働を少しでも省力できるように役立てます!

その他のDNAを扱う業務

キュウリ感染ウィルスの診断

F1異株検査・純度検査

F1種子の異株検査は圃場で栽培しないと分からない

  • 2つの両親がもつDNAマーカーをつくる
    F1のDNAには両親がもつマーカーが出現
  • もっとたくさんの種子を短期間で検査できる(1回96x3,90分/1日5回=約1440種子)